今回所謂メジャーアップデートですので、バックアップしてから更新したほうが良いです。古いアドオンが動作しなくなります。
自分の環境ではTamper Data, XPathFinder, Cookie-swap, Restartが影響を受けました。
あと、Dark Background and Light Textが影響を受けたのか背景が黒にならなかったり表示が崩れたり、遅くなったりしてます。(動作が遅いのはinvertで回避できます)
Greasemonkeyでgoogleからも怪しまれる魔改造のautopagerizedしていたのですが、うまく動作しないためTampermonkeyに乗り換えました。mozillaのAutopagerもうまく動作しないようなので、Tampermonkey上のAutopagerizedを今のところお勧めします。ついでにHackしましょう。
するすると2016年8月 Firefox48頃から英語で言っていた「マルチプロセス対応」遂にです。2017年前半と言われたいた完全実施の目標に、大体到達していると思います。製造業で製造管理していた立場からすると、立派だと思いますw
とにかく速くなりましたよ。
Edge とか Chrome とかは既にマルチプロセスで、タスクマネージャーでプロセスを見ているとOS起動した段階でずらーっと並んでいます。
それに対してFirefoxはプログラムが起動した時点で、defaultでプロセスが1個あるだけで非常に不利でした。ですが、Firefoxはカスタマイズしやすいので使っていました。
そんなハンディも負いながらMS社のEdge押しも凄いものでWin10でEdge以外のbrowserを使えばこんなスピードメーターまで出る始末。
https://microsoftedgewelcome.microsoft.com/speed/ja-jp/?source=rs1firstrun
見る人が見ればわかると思いますがchorme 25,577 Edge 30,389 Firefox 27,641 とありますが、メーター上は18,000で足切りされているのでメーター上は差があるように見えても16.9%しか差がありません。(最近見るとベンチマークの手法が変わって数字下がってますが、メーターは同じです)
ですが、about:configで書き換えてしまえば無理やりマルチプロセスになるのがfirefox。書き換えて今まで使ってました。結局各ブラウザーは会社用・個人用・プライベート用みたいにして使い分けてました。
結局core i7とかでタブ全開にしてブラウジングするにはdom.ipc.processCountを増やしたFirefoxが速かったと思っている。
そんなわけでマルチプロセス関連の
extensions.e10sBlocksEnabling extensions.e10sBlockedByAddons dom.ipc.processCount browser.tabs.remote.autostart browser.tabs.remote.autostart.1 browser.tabs.remote.force-enable
をResetしました。(Preference Name 設定名のところで右クリックするとResetできます)ヘルプでトラブルシューティング情報を確認すると
Troubleshooting Information Multiprocess Windows 1/1 (Enabled by default) Web Content Processes 2/1
マルチプロセスは有効になったものの、タスクマネージャーのFirefoxプロセス数は4個実質2個・・・・遅い。
ということでdom.ipc.processCount を6に設定しました。
ところで問題がなかったわけではありません。遂にLegacyなadd-onが使えなくなったことから、いつも使っているうちのcookie swapが使えなくなりました。
昔から使っていただけに、なかなか乗り換えることもできずにいたために突然の更新は痛かったです。
代わりのadd-onも探していたのですが、cookieというのをキーワードにしていたので良いadd-onに巡り合えませんでした。今回Find a replacement というリンクがあったので試してみると、Context Plus0.4.2 (disabled)というのを進めてくれました。disabled って何だよ。そんなの勧めないでおくれ。
ともかく、知らなかったのですがcookieで管理するものではなく、contextになっていたんですね。choromeが多アカウントに対応してたので何かはあるだろうと思っていたんですが。
その中でFirefox Multi-Account Containers というのが良くつかわれていそうだったので導入しました。